バトントワリングと言えば、パレードや様々なイベントなどで華やかに演技する姿を連想されると思いますが、高度な技術への挑戦、つまりスポーツ競技としても急速に普及・発展しています。

学校教育活動・社会教育活動の中で競技人口は急増し、文化とスポーツ両面の要素を持つことから、多分野で活躍し注目されています。

現在は、芸術性の高いスポーツとして世界の多くの人々に親しまれ、日本はそのトップの実力を発揮しています。

バトントワリングの種類(スリーモード)

バトントワリングはバトンを通しての身体表現です。バトンの操作技術は、現在数百種類ありといわれていますが、大別すると次の3つに分かれます。

◆エーリアル

空中にバトンを投げ上げる動作。この時の離し方、受け取り方によって、また同時に体を回転(スピン)したり、様々なボディーワークを組み合わせることによってバラエティや困難度が増します。

◆ロール

バトンを手で握らす、身体の各部分(顔、首、腕、胴など)を転がすように回転させる技術。手で握ったり流れを止めないで、様々な種類のロールを組み合わせて複雑に行うことにより困難度が増します。

◆コンタクト・マテリアル

バトンを身体の近くで回転させる技術。指や両手を使った様々なトワール(バトンの回転)にボディーワークを組み合わせることで、バラエティや困難度が増します。また、スピードを加えることによりバトンならではの流動感を演出します。