唐津くんち2019の日程は?見どころや歴史について徹底解説してみた!

 

今年もこの季節がやってくると唐津全体がお祭りムードになる。

「唐津くんち」といい14台の曳山が唐津市内を回っていく。

もともと唐津くんちは、唐津神社の秋季例大祭りの行事で

唐津市民にとっては年に一度のビッグイベントだ。

 

 

 

平成27年にユネスコ無形文化遺産にも登録され今まで以上に注目を浴びている。

唐津くんちの人出は何十万人というほど人がいきかい

1年を通して唐津が一番にぎわう三日間だ。

 

 

ではまず、唐津くんちの歴史について説明していこう。

唐津くんちの歴史について

元々唐津神社は755年に設立され、現在の唐津くんちの原型が始まったのは1661年頃とのこと。

お神幸が始まった当時は、何かしらお振興にお供えする物があったらしく、1700年代にはかさぼこ等を出したらしい。

 

これを担ぎ山(かつぎやま)と呼び、のちに走り山(はしりやま)が出てくる。

 

1817年に小笠原家が棚倉藩(たなぐらはん)「※現在の福島県東白川郡棚倉町」から唐津へ移動し2年後(1819年)に刀町で現在の赤獅子が作られたとのこと。

 

 

 

 

 

 


以下青獅子以降が作られた日付はこちら

青獅子(中町)―1824年

亀と浦島太郎(材木町)ー1841年

源義経の兜(呉服町)ー1844年

鯛(魚屋町)ー1845年

飛龍(新町)ー1846年

金獅子(本町)ー1847年

武田信玄(木綿町)ー1864年

上杉謙信の兜(平野町)ー1869年

酒呑童子と源頼光の兜(米屋町)ー1869年

珠取獅子(京町)ー1876年

鯱(水主町)ー1876年

七宝丸(江川町)ー1876年

 

ここからは今年の日程やみどころについて説明していこう。

 

今年の唐津くんちの日程やみどころは!?

日程に関しては、例年通り11月の2、3、4で行われるだろう。

 

 

1日目(宵山):19時30分~22時まで

コース:大手口~旧城下町を巡行しながら各町から他8台の曳山合流~唐津神社前

 

 

2日は宵山で夜に、14台の山がそれぞれの町をひいて回る。

提灯に照らされた山の姿は見物であり、夜の山はこの初日にしかみれないためお客さんも多く集まる。

 

個人的にもかなり綺麗で美しく感動するためぜひ足を運んで頂きたい。

 

2日目(御旅所神興):9時30分~16時30分まで

コース:唐津神社~旧城下町一巡~御旅所~各町へ

※御旅所にて曳込み(正午)

    御旅所引き出し(15時開始)

 

 

2日目(11月3日)はお旅所神幸と題して、赤獅子から七宝丸まで制作順にて旧城下町を回る。

なんといってもお旅所への引き込みが一番の見どころなのでぜひここは注目していただきたい。

また、この日の朝に唐津神社にて雄獅子、雌獅子の獅子舞を奉納する。このシーンもチェックだ。

 

 

3日目:10時~17時30分

コース:唐津神社~旧城下町(前半)~米屋町通り(昼休憩)~旧城下町(後半)~曳山展示場へ

 ※米屋町通り勢揃い(12時30分)

    米屋町通り引き出し(14時30分)

 

 

3日目(11月4日)は最終日で見どころは何といっても最後の収めのシーンだ。

各山が唐津神社前の曳山展示場に収められていく。赤獅子から順に収められていくのだが、そのシーンはまるでくんちの全てが終わところのため何か寂しいものを感じる。

山が収められていくにつれて囃子の音が大きくなり一度展示場に入ったとしてもアンコールで山が出てきて「エンヤ、エンヤ」と皆で声をからしながら叫ぶとともに囃子が鳴り響く。

多い時は2,3回出てきてみんなで祭りの最後を楽しんでいる。

 

 

 

 

 

 


そして、七宝丸が展示場へ納められると「唐津くんち」は幕を閉じる。

 

 

簡単ではあるが、唐津くんちについての詳細はわかって頂けただろうか。

 

全国的にも有名なお祭りのため、行かれたことがない方はぜひ行って頂きたい。

 

そして唐津の街並みや景色に触れて少しでも良かったと思ってくれたら嬉しく思う。

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